アサヒガードは1971年の発売以来、永年の実績と、世界30カ国以上のお客様の支持を得て、さまざまな分野に拡大、そして性能の改善を進めてまいりました。
また、環境ホルモン(APEO)やホルマリンのフリー化、低揮発成分不純物の低減などにも取り組んでまいりました。
しかし近年、従来より使われてきたフッ素系撥水撥油剤にごく微量含まれるPFOAなどの化学物質が環境に対する新たな懸念として問題となってきました。
旭硝子ではこれまでの経験と実績を活かし、このような環境懸念のない次世代型の撥水撥油剤を開発することが使命と考え、2006年にAsahiGuard E-SERIESとして皆様にご提案させていただきました。
AsahiGuard E-SERIES開発の原点は「豊かな生活・利便性の維持と低環境負荷の両立」でした。人類の社会活動の進展と共に、生活を豊かにするさまざまなものが発明され、世の中に供給されてきましたが、昨今、人類が良かれと思って作り出したものが、意図しない悪影響を環境に対して及ぼすケースも見られてきました。よく知られた例として、フロンガスのオゾン層破壊があります(フッ素化合物に関する環境問題と旭硝子の取組み)。従来型のフッ素系撥水撥油剤にごく微量の不純物として含まれているPFOA*1は環境や人体への影響が懸念されている物質のひとつですが、現時点ではそのリスクは明確にはなっていないため、該当物質の使用を全面的に禁止するような動きまでには至ってはいないのが実情です。しかし私たちは、より環境負荷の低い製品の提供を目指して、現行製品中にごく微量含まれているPFOA、PFOA類縁物質*2、及びこれらの前駆体物質*3を含まない(検出限界にて不検出)「AsahiGuard E-SERIES」を開発、2006年より専用プラントで生産開始、発売いたしました。
AsahiGuard E-SERIESはフッ素系撥水撥油剤としての性能はそのまま引き継ぎながら、PFOA問題のソリューションを提案します
| AsahiGuard E-SERIES |
フッ素系 撥水撥油剤 (PFPE系) |
フッ素系 撥水撥油剤 (従来タイプ) |
シリコーン系 撥水剤 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 水をはじく | ○ | △ | ○ | △ | ||||
| 油をはじく | ○ | ○ | ○ | × | ||||
| PFOA含有 | 含有なし | データなし | ppmレベル含有 | 含有なし | ||||
| PFOA等の 生成 (廃棄後) |
なし | なし | 前駆体成分 を含有 |
なし | ||||
